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認可保育所として新たなスタートを切ったMHナーサリー |
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盛岡駅前のビル内にあり、働く母親を支援してきた保育室・MHナーサリー(川村郁子園長、定員60人)が1日、盛岡市で45番目の認可保育所(園)として新たなスタートを切った。2003年10月の開設以来、遠距離通勤者の子供を受け入れたり、シックハウス対策により伸び伸びと活動できる環境を整えるなど、独自の保育サービスを提供してきた。屋上に園庭を確保し、保育室も約2倍になるなど利用者の反応も上々という。
川村園長は「これまでは自宅近くの保育園を選ぶ人が多かったと思うが、職場近くを希望する人も増えているように感じる。ビル内の保育園に対するイメージも変わりつつあるので、これからも働く親と子供たちを支援していきたい」と、気持ちを新たにする。
MHナーサリーは当初、盛岡駅前という利便性から一時保育の利用が多かったが、きめ細かなサービスの実施で月決めの利用者が増加。認可園となった今月は、48人の園児でスタートした。
これまで保育室はビルの2階のみだったが、新たに3階にも設け、広さは合わせて約617平方メートルになった。3歳未満児と以上児は階が分かれているが、「きょうだいが少ない時代だからこそ、異年齢での遊びも積極的に取り入れたい」と、川村園長。今後は、子供の負担にならない程度で、季節の行事なども増やしていきたいという。
市の認可保育所は、職員数や施設設備などが厚生労働省の基準を満たした園だが、認可外保育所でも相当の設備を整えていたり、利用者のニーズにこたえたサービスを実施している園も少なくない。
介護関係の仕事をしている25歳の母親(盛岡市)は、MHナーサリーに3歳の長男を通わせて1年余り。「自宅にも職場にも近く、託児所のときから利用している。保育士さんたちの対応が良く、ずっと利用したいと思っていたので認可保育園になってうれしい」と喜ぶ。
認可保育園の空きがなく一時的に同保育室を利用していた人でも、保育内容が気に入ったり、せっかく慣れた子供を転園させたくないなどの理由で継続する場合もあった。
認可園になることで、これまで一律だった保育料は保護者の税額と子供の年齢で決定することになり、保育料の負担が軽くなる人も出てくる。
盛岡市は、保育所への入所を希望しているが入所できない待機児童が82人(10月1日現在)いて、本県全体(144人)の半数以上を占める。今年度は、5月に認可された前潟保育園に次いで、2園目の誕生となった。
川村園長は「認可園になって保育内容が大きく変わるということはないが、園児も職員も増え、より充実したものになると思う。子供たち一人ひとりを大切にした温かな保育を心がけていきたい」と話していた。
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