2005年 12月 5日 (月) 

       

■ 〈校長室の窓から〉29 野口晃男 朝の自習に真剣

 チャイムが鳴りました。8時5分です。子供たちは全員教室に入っています。
  助手係の子が、宿題を集めています。日直の子が、きょうのめあてを黒板に書いています。

  「国語を2時間がんばろう」
  きょうは、長文の要旨をまとめる勉強なので、特別に集中してがんばるようです。
  そういえば、きのうの国語の時間には、国語辞典を使って誰一人無駄話をしないで意味調べをがんばっていました。

  ですから、2時間の勉強でも十分耐える力は持っています。
  チャイムが鳴りました。

  8時10分です。朝自習のスタートです。既に全員の机の上には学習プリントが渡っています。
  「10分間、スピードチェック」というプリントです。「丁寧に書きましょう」が学習の狙いです。
  プリントに自分の名前を書き終えたちょうどそのとき、担任の先生が明るいさわやかな声で教室に入ってきました。

  「おはようございます」とみんなも元気にあいさつしました。
  「きょうの朝自習は視写の力をつける勉強です」
  「準備はいいですか。ようい、スタート」
  先生がタイマーをセットして、真剣な朝自習の始まりです。教室はシーンとして、鉛筆の走る音だけが聞こえています。

  おやっ、担任の先生の前髪がきのうより短くなってますよ。美容院に行ってきたのですね。
  明るくさわやかにスタートした高学年の、ある学級のある朝のひとこまです。
(盛岡市教育相談員)

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