盛岡市立病院(本田惠院長)の浴室で入院患者の男性が水死したことが6日の市議会全員協議会で報告され、議員からは詳しい原因究明と対応策の検討を求める声が相次いだ。
兼平孝信氏(新盛同志会)は「健康な人でも入浴時には危険が伴う。まして患者であれば配慮が必要。管理体制の不備ではないか」と指摘。藤川智美氏(議会改革フォーラム)は「浴室に構造的な問題はなかったか、患者の健康状態は医学的にみてどうだったのか」などとただした。
庄子春治氏(共産)は「健康になって戻ってくるべき病院で事故が発生したことを重く受け止めるべき。原因を解明し、それに基づいた対策をとってこそ、信用回復につながる」、菊田隆氏(明政会)も「原因不明のまま終わらせるべきではない」と追及した。
安田雄次郎病院事務局長は「入浴への対応はほかの病院もほぼ同様の体制。1人で入浴ができると判断された患者に入浴が許可されている」と説明。本田病院長は「入浴の許可は適切な判断だったと考える。可能であれば病理解剖をさせていただきたい」と話し、原因究明と問題点の改善に努める考えを示した。
男性は浴槽内で倒れているところを発見され、救命措置が施されたが1時間後に亡くなった。水死とされるが原因は不明。事故が予見できるような身体的、精神的な障害はなく、外傷も無かったとしている。
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