2005年 12月 7日 (水) 

       

■ 評判のジャージー牛乳を県内でも発売へ 岩手大学

     
  興味深そうに岩手大学のジャージー牛乳を見る学生  
 
興味深そうに岩手大学のジャージー牛乳を見る学生
 
  岩手大学は、首都圏を中心に5月から販売してきた岩手大学のジャージー牛乳の県内発売を開始した。岩手大学生活協同組合での発売が開始された6日、店頭に24本が並んだ。大学生協内には前日から販売を知らせる紙が張られ、学生や職員にPRしてきた。

 発売開始の午後3時はあいにく授業中。人はそれほど多くなかったが、学校の教職員などを中心に購入する姿が見られた。学生の中にも興味深そうに見ていく人が多かった。

  岩手大学大学教育センター講師の江本理恵さんは張り紙を見て発売を知ったという。「前に1回飲んだら、おいしかった。ぜひ今回も買おうと思っていた」と飲むのが楽しみな様子で購入していった。

  岩手大学のジャージー牛乳の特徴は▽高脂肪で濃厚な風味が味わえる▽国産飼料のみを与えていることから安心・安全▽昼夜放牧で自然の中で育った牛から搾乳−の点という。

  この牛乳は同大学農学部寒冷フィールドサイエンス教育研究センターの滝沢農場で飼育されているジャージー牛の成牛13頭から搾乳され、西和賀町の湯田牛乳公社が加工・販売している。

  ジャージー種は従来のホルスタイン種と比べ乳量は約半分だが中山間地の酪農に適し、乳の質も非常に高いという。同大学ではジャージー牛を2003年7月から昼夜放牧し、04年5月からは国産飼料のみを与えているという。

  首都圏の発売では岩手大学のジャージー牛乳の良さを理解してもらうまで多少苦戦したというが、現在はコンスタントに売れているという。県内のラジオ放送で商品が紹介され、湯田牛乳公社直売所「結ハウス」(西和賀町)で放送後の土日に60本が売れたことが今回の県内発売のきっかけになった。

  岩手大学農学部附属動物病院の岡田啓司助教授は「いいもの、安全安心なものを作るには高いコストが必要だ。だから良いもの適正価格で買ってもらうことで生産者と消費者の良い関係をつくっていくことが大切」と話している。

  県内で購入できるのは同大学生協(毎週火曜日に入荷)、湯田牛乳公社直売所「結ハウス」(西和賀町)、いわて生協朝配牛乳(盛岡市)、パイオニア牧場(盛岡市)、BONZ(盛岡市)。希望小売価格は720ミリリットルで800円(税込み)。岩手大学生協と「結ハウス」では多少価格が安くなっているという。


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