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店のカウンターの指定席で、包丁切り絵に取り組む畠山敏雄さん |
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盛岡市緑が丘4丁目の登志寿司(ずし)店主、畠山敏雄さんの包丁切り絵展「千代紙と大入」が、同4丁目の岩手銀行緑が丘支店で開かれている。昨年に引き続き2回目。約40点の新作切り絵額が展示されている。
色紙を切り抜いたパーツのサイズは小さなもので1センチから2センチぐらい。ツルやカメ、松竹梅など、さまざまな形はすべて、畠山さんの出刃包丁から切り抜かれている。
すし職人になるための東京での修業時代、17歳のときに初めて、ササの葉を切る「笹(ささ)切り」に挑戦。素材はササから特殊な色紙に代わったが、当時からの愛用の出刃包丁で、オリジナルの切り絵を作り続けている。
これまでは大入り袋だけを制作してきたが、今回初めて千代紙との組み合わせに挑戦。切り絵を張った大入りの文字を、さまざまな千代紙の絵柄の中に配置。「千代紙のどの部分を使うかによって、雰囲気ががらっと変わる。自分にとっても、出来上がるのが楽しみ」と言う。
近所に住む恩師の米内成夫さんが、来年のえとのイヌの絵を水墨画で描いた年賀状を提供。その余白に、畠山さんが切り絵を配し、枠には千代紙から切り抜いた縁起物を張り付けた額作品も展示されている。
常連客からのリクエストを受けて制作しているため、販売はしていない。制作の中心となる休日は、朝5時半から夕方5時半まで、店のカウンターの指定席で、黙々と包丁を握っている。
来年の1月6日まで。同10日から20日までは同銀行中ノ橋支店で開催される予定。
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