新しい年、2006年を迎えました。皆様におかれましてはご家族共々お健やかによい年を迎えられたことと心からお祝いを申し上げます。本年も何とぞご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
今年のえとは「戌(いぬ)年」にあたりますが、犬は「安産・多産の神」として古くから信仰を集めてきています。たくさんの子をスムーズに産むからだと思いますが、商売や事業を営む上からも縁起のよい年であると期待をしているところです。新しい目標に向かって元気に歩んでまいりたいと思っています。
さて、わが国の経済は、長い間の低迷から脱却し、個人消費が少しずつ上向いてきて各企業の収益が改善され、設備投資の増加も見受けられてきていると政府などから発表されています。
全国的にはそのように「緩やかに景気が回復している」とされているのですが北東北、特にも本県においては一部の業界で明るい兆しが見えてきてはいるものの、雇用状況など全体としては依然として厳しさが残っております。今年は「下げ止まりの年」にして、一刻も早く上昇に向かってスタートを切りたいと思っています。
昨年は、戦後60年を数える節目の年でありました。これまでの足取りを振り返って見ますと、日本は焼け野原から立ち上がって国土の復興に努めてまいりました。そして、安全・安心な国民生活を築くためにインフラの整備や技術の向上・産業経済の隆盛に一目散に努力してきたものと思います。
21世紀に入って既に5年も経過しましたが、ここで「環境の問題」や「ゆとり・気遣い」などが問われているところであり、これからのわが国を背負う若者が「夢」を持てるような社会や産業を育てていかなければならないと思います。現状としては、少子高齢化が極度に進み、「人口減少」に転じていくことが予測されています。そうした、現実的な対処と刻々と変化している次世代への対応が求められる年になることは間違いないでしょう。
今年は「市町村合併の年」にもあたります。平成の合併によって「合併特例債」の活用などにより、可能な限りの前進が図られるものと期待がもたれています。そうした中で、早くも2010年ごろをめどとした新たな自治体構想も今年中には打ち上げられ、さらに大型の構想が発表されます。
今年の初夢、それは盛岡圏「50万人都市構想」です。民意を結集し、本県の中枢都市として「勢い」を付けなければ生き残れないのではないでしょうか。経営の資源は、盛岡よりもむしろ周辺市町村にあり、その「壁」を除去して従来の体質から脱皮して新時代を築いていくことに尽きるのではないかと考えています。
それは、盛岡市づくりではなくて、岩手・北東北の「核心市」づくりであり、従来の慣行や体質を打破することが民意を結集することにつながります。そのような気概を持って「やる気」を支援していかなければならないと考えています。皆様のご健康をお祈り申し上げ、皆様からのご提言・ご指導をお願い申し上げます。
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