2006年 1月 1日 (日) 

       

■ 〈例えばこんなブランド〉本州一寒い岩洞湖

 本州一寒いといわれる玉山村薮川。夏涼しく、冬は極寒の地になる。盛岡市と合併すれば県庁所在地として本州最寒の地になる。

  同地内の岩洞湖は冬期間、県内外から大勢の愛好者が訪れる氷上ワカサギ釣りのメッカ。毎年1月初めから3月下旬まで本州で最も遅くまで釣果を求めることができる。

  昨シーズンは1月12日から3月20日までで入漁券購入者は2万6千人。小学生などを含めると2万8千人が訪れた。今季は昨シーズンより早く解禁になる見込みだ。

  岩洞湖漁業協同組合の佐々木俊夫さん(55)は1987(昭和62)年の組合設立以来、監視員を務めている。

  「本州で1月から3月20〜31日までワカサギ釣りができるのは岩洞湖だけ。テレビにワカサギ釣りの様子が出ると、釣り客が増える。ここに来ると金をかけずに楽しめると話す人もいる」。

  インターネットのホームページで昨シーズンの様子を画像で紹介し、解禁予測とカウントダウンを掲載する熱心な愛好者もいる。

  岩洞湖は昨年ダム水源地環境整備センターの「ダム湖百選」に選ばれた。国の食糧増産を契機に1960(昭和35)年に完成した人造湖で、外周40キロに及ぶ。

  薮川地区は、グリーンシーズンの春に山菜採り、夏に冷涼な気候のもと家族旅行村でのキャンプ、秋はキノコ採りと自然風土を生かした楽しみがある。

  冬もワカサギ釣りだけでなく、かつて村が補助して行われた「SUGA(氷の方言)フェスタ」など極寒を逆手に取って楽しむイベントもあった。誘客の潜在力を備えた地域だ。

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