2006年 1月 3日 (火) 

       

■ 〈原敬生誕150年〉原を知る15のキーワード「改革」

 改革ばやりの昨今だが、原もずいぶん改革をしている。

  原内閣の誕生そのものが改革だった。組閣された陣容を見ると、大蔵大臣高橋是清、内務大臣床次竹次郎、文部大臣中橋徳五郎、農商務大臣山本達雄、逓信大臣野田卯太郎。陸軍大臣と海軍大臣はともかく、外務大臣に外務官僚出身で第2次西園寺内閣でも外務大臣を務めた内田康哉を除けば、司法大臣を兼務した原を合わせて6人が政友会。政権与党による日本初の本格的な政党内閣だった。

  政策面では他項で紹介の教育や鉄道。鉄道では1920年、鉄道省を設置している。

  原は総理になる以前から、藩閥政治の打破を制度改革の積み重ねによって成し遂げていく。代表例が警視庁改革であり、知事人事への能力主義導入であった。

  元老山県有朋によってつくられ、全国に山県閥を張り巡らせた郡制には内務大臣だった06、07年に廃止案を提出し、貴族院の握りつぶしと否決によって2度失敗した。しかし、原内閣のとき成立し、23年4月1日から施行された。

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