2006年 1月 3日 (火) 

       

■ 〈校長室の窓から〉35 野口晃男 間違いをしたとき

 子供たちは生きて生活しているのですから、間違いもありますし、失敗もあります。
  それは大人も同じです。違いがあるとすれば、大人のほうが子供よりわずかに分別があり、何が悪いことで、どこまでなら他人に迷惑をかけないかを、自分の経験に基づいて判断できるということくらいのものでしょう。

  実は間違いも失敗も、生きているかぎり一生涯わたしたちと一緒なのです。
  そう考えると、今、わたしたち大人がしなければならないことは、間違ったときや失敗したときに、どのような行動をとればよいのかをしっかりと教えておくことではないのかと思えてくるのです。

  1、そのときすぐならまず本人が謝ること。そのことを家の人や先生に必ず教えること。場合によっては弁償しなければなりません。

  2、逃げたり、隠したり、うそをついたり、注意されたのに口答えをしたりした場合は、とても悪質です。ですから、先生やお父さん、お母さんも一緒に謝りに行くことになります。

  次の場合は、絶対にしてはいけないことなので「本人、先生、お父さん、お母さん」が一緒に謝りに行くことになります。
  ※友達にけがをさせたとき。
  ※いじめやいじわるをして、友達に悲しい思いをさせたとき。
  ※店のものを万引きしたり、人のものを盗んだりしたとき。
  ※ほかの家のものを壊したり、車にいたずらしたりしたとき。
  間違いや失敗は誰にでもあります。大切なのは、その後で、どういう態度をとるかです。そして、もっと大切なことは、その子がその間違いや失敗をとおして得た人生の教訓を、流した涙とともにしっかりと記憶しておくことなのです。

  冬休みです。地域でも家庭でも、一人ひとりの子供たちが責任ある人間に成長していくよう指導していきたいものです。
(盛岡市教育相談員)

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします