2006年 1月 1日 (日) 

       

■ 〈イオン盛岡南SC、わたしはこう考える〉竹田健二氏 ダイエーシティ青山店長

 −現在の盛岡の商業環境をどのように見るか。

  竹田 飽和状態でパイは皆同じ。その取り合いのようになって非常に厳しい環境だ。ここ3年くらいで近くに大きな店、小さな店がたくさん出てきた。わたしどもがここに根を下ろして31年商売させてもらってきたが、環境的に非常に恵まれていた。周りに大小のスーパーはそれほどなかった。そのころから徐々に経済情勢や世の中の流れが変わり、3年くらいで激変している。青山みたけ地区は飽和状態になっている。トイザらスなどカテゴリーの専門店やSMという500坪前後の店も出てきた。うちも当時は大型と言われたが、近くに大きなショッピングセンターができてお客さんの流れや生活習慣も変わってきている。わたしどもの店とすればここ数年は非常に苦しい戦いを強いられている。

  −盛南地区への第2イオン出店によるメガストア時代への対応は。

  竹田 流れががらっと変わると思う。ここ3年でイオンが近くに出て車の流れやお客さんが変わったというイメージがある。あちらがまた本宮にできると、わたしどもの店には少なからず影響はあると思うが、盛岡全体でも駅前から大通商店街への流れ、南側からの流れが変わると思う。

  −自社のブランド、自店の顧客サービスをどのように伸ばしていくのか。

  竹田 足下商圏と称される2、3キロのところのお客様を大切にしたい。わたしどもの店はどちらかといえば中高年層が多い。食品でいえば小分け販売など。3人家族のお客様も多いので、そういったところに対応できる生鮮関係の販売をしながら新たな顧客を取り入れたい。

  顧客サービスとして、高齢者の方と妊婦の方への近郊の無料配達をここ何年か取り組んできている。こういったサービスは継続していかねば。今は顧客管理システムが発達しているので、わたしどもの店を普段から利用しているお客様に何とかピンポイントでサービスできないかと考える。顧客管理システムを使いながらサービス向上が図れないか、新しく生まれ変わってからそういうところに取り組んでいきたい。

  −来年のリニューアルの方針は。

  竹田 デイリー性の向上と日常生活のトータルサポートと話題性の3本柱で新しく取り組んでいく。デイリー性はわたしども食料品は自社直営で。取引先と話しながら仕入れなどを精査して直営でやる。それをやることで足下商圏を押さえていかねば。この地区の人たちへの特長をとらえた商品の販売の仕方をしていこうと取り組んでいる。日常生活のトータルサポートとしては専門店を誘致して衣類や買い回り品の充実を図りたい。話題性としては大型専門店のテナントの導入を図って、中高年齢層だけでなくカジュアルをとらえて、ニューファミリーの方も来てもらえるよう衣料の品ぞろえをしながら、テナントの誘致を進めていきたい。

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