2006年 1月 1日 (日) 

       

■ 〈わたしはこう考える〉吉田莞爾氏 盛岡大通商店街組合理事長

 イオン盛岡SCの影響を受け1割から3割ダウンしている店も出ているようだ。イオン1店で打撃を受けた業種はたくさんある。そこに2店目。大変な時代だ。社会的に考えてこれでよいのか疑問だが。

  当商店街や周辺には現在、サービス(サラ金、エステ)やカフェ、居酒屋、衣料品、メガネなどが多く、県外資本店舗が進出している。最近は外食大手が参入して激戦区になっている。イオンとの戦いだけでなく中心市街地内での競争もさらに激化している。

  当商店街は時代の縮図だ。大通の顔がなくなるとも言われるが止まらない。今後、地区間の戦いも増加する。当商店街を含むゾーンとの戦いに入る。いずれ点や線の戦いでは負ける。ダイエー盛岡店後には物販やスーパーが入ってもらいたい。川徳、東大通とはスクラムを組み、もりおかスクエアとして面の活性化を図りたい。

  盛岡市の中心地であるもりおかスクエア。このゾーンで共同事業を行い回遊性を高め、同地区の利便性・満足度などの向上に努めてきた。今年も、郊外店に負けない北東北の魅力ある拠点ゾーンを目指す。

  このスクアエには映画館通がある。映画の街盛岡の明かりも消してはならない。幸いまだ活力がある。女性の来街者も多い。ファッショナブルな街だからだろう。おしゃれな女性とあか抜けした男性が増えた。

  当スクエアにはマンションも増加している。若い世代のほかも入居しているようだが、昔の住民も戻っている。スクエアで考えると、最新の店、専門店、デパート、横町が生き生きしている。若者も街づくりに協力してくれている。あとは、各専門店が独自性を出し、ブランド戦略をすることだろう。

  不来方橋の開通で、駅前と菜園・大通の往来も増える。もりおかスクエアで市場をつくりたい。昔ながらの八百屋や肉店などが軒を連ねて、地場の食材を提供する場所。高齢者も住んでいる。会社員も帰宅途中に買い物したり、近所に住む人が、普段着でおかずの材料を買いに来るような、そんな場所をつくりたい。そうすれば、さらににぎわい、人の動きも増える。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします