流通業はいつも激しい変化の中にあり構造変化に直面している。変化対応型。時代に合わないと生き残れない。効率化と付加価値が課題で、それを高めた企業が業績を拡大する。
イオンはその2つに挑戦している。ウオルマートストアーズなどの海外の最強を相手にしながら、国内でのドミナント化を推進している。イオン独自の展開がどのようになるかは、流通業だけでなく日本の産業界が注目している。
政府与党では大型店の規制と中心市街地活性化で動いている。福島県では全国で初のまちづくり条例を制定した。ただイオンの規制にはあまり効果がないだろう。規制前の届け出数が多い。規制はイオン以外の企業に不利。イオンが得するかもしれない。
他方、地域では中心市街地活性化問題がある。これまでは市役所や病院、美術館などの公共施設が郊外に移設されたり建設されるなど、自らが空洞化に拍車を掛けた施策を講じてきた。これはもってのほか。もうこのような愚策はやめて中心市街地にも人が集まるようハード、ソフトともに知恵を出し考えるべき。
若い人の考え方をもっと聞く。盛岡でもできるはず。車社会の中でいかに差別化できるか。新しい動きには注目する。好き嫌いでなく今足元で起きている変化をしっかり見る。
今は15年に1度の大変化。この時代の潮目をどう読むか。これを読み誤ると大変な事態になる。日本は今、成熟市場にある。人口は減少しマーケットは縮んでいる。生産労働人口(15〜64歳)は10年前から減少している。競争は激しくなりマーケットは縮小。地域の小売店は何をすべきか。イオンのまねは駄目。差別化し徹底的にすき間で勝負したり、客をもっともっと深く掘り下げること。規模の大小でない。小さくても魅力がある店は遠くからでも来る。郊外も中心市街地もあり複数のコンパクトな生活ゾーンがある都市が良いだろう。
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