2006年 1月 1日 (日) 

       

■ 〈盛岡ブランドってどんなもの〉盛岡劇場 演劇の街を下支え

 盛岡市松尾町の盛岡劇場主催の「もりげき8時の芝居小屋」は、1997年4月の第1回から2005年12月まで73回の公演を重ねる。「はちしば」の愛称で演劇の街盛岡のブランドを鮮明なものにした。盛岡はアマチュア劇団の数が多いと言われるが、「はちしば」をステージに劇団同士の連携や交流が活性化してきた。午後8時の開幕は勤め帰りでも夕食後でも気楽に足を運べる。「はちしば」からあなたの街の名優が生まれている。

  12月は14日から17日まで「たとえばそれは透明なキャラバンのように」が上演され、架空の劇団、風紀委員会、プラシーボなどの団員のプロデュース公演で、倉持裕幸さんの作品を市民が鑑賞した。倉持さんは「来年からはプロデューサーを増やして攻撃的な企画をやっていきたい」と盛岡の演劇シーンの活性化に期待する。

  劇団赤い風、九月とアウラー、帯の会、よしこなどのほか、大塚富夫氏らプロのアナウンサーを交えた企画もあり、幅広い世代が楽しめる。もりげき8時の芝居小屋制作委員会委員長の三浦隆さんは「市民がお芝居を見る機会を増やしたい。演目については多くの人が楽しんでもらえるようにやっていきたい。おととしから年間のテーマを設定して演目を作っている」と話す。

  04年は1960年代特集で唐十郎、寺山修司などを取り上げ、数々の劇団や役者が競演した。05年は70年代特集で、つかこうへいの作品を上演し、今年は野田秀樹ら80年代の作品をピックアップする。三浦さんは「ほかに朗読劇や読み語りなども定着したし、県外の劇団も呼んでみるなど新しい試みにチャレンジしたい」と意欲を燃やしている。

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