盛岡市大通のダイエー盛岡店撤退後の「仮称・大通ショッピング施設」(岩手自販ビル)で、入居希望のテナントの調整がやや長びいている。予定していた5月の開店はずれ込みそうな気配になった。
建物は鉄筋コンクリート造地下1階、地上5階、塔屋2階。建設面積は2751平方メートル、延床面積は1万5876平方メートルある。店舗面積は8908平方メートルを確保でき、地下1階(2108平方メートル)以外は約1300平方メートル台が平均面積。
入居テナントの選定作業は、所有者の岩手自動車販売(山田一夫社長)から委託を受けた中央通の不動産管理・運営会社中央トラストホールディングス(瀬川賢也社長)が進めている。
昨年11月に出店説明会を開催。大通ニュー・エンターテインメント・コンプレックスをコンセプトにした同施設計画案や賃料などの出店条件を説明して入居希望を募った。
説明会には県内外のスーパー、衣料、外食、アミューズメント、雑貨、建築関係などの企業50社が出席。その後、計画案に沿い中央TH社が、入居を希望する企業と交渉を続けてきた。
山田社長は「市や商店街関係者、地域住民の方々に心配を掛けている。こちらでも良いテナントに入ってもらい再スタートを切りたいと考え交渉を継続している」と話す。
1月30日にはダイエーとの賃貸契約が正式に解除された。山田社長は「30日まではダイエーが借り主だった。地域の方々の要望の高いスーパーなどとも交渉している。まだ調整に時間がかかる案件もある。当初開店は5月を予定していたが、ずれ込みそう。いずれ早期に調整などを行い開店にこぎつけたい」と話していた。
吉田莞爾盛岡大通商店街協同組合理事長は「同施設にテナントが決まり早々に再スタートすることを期待したい。中心市街地の活性化のためにも施設の役割は大きい。当組合でも全面協力を惜しまない」と再スタートに協力する姿勢を示している。
|