若年者の就職意識啓発のためのジョブカフェウオーキングツアーの4回目が1月30日、盛岡市大通で行われた。市菜園のジョブカフェいわて(勝部修センター長)の主催。18歳から26歳までの求職中の若者10人が受講。マスコミ、銀行、県庁などを訪問してきた。最終回の今回は大通の商店を訪問した。
この日受講者が訪問した先はツルハ大通2丁目薬局(中野博之店長)。同店では17人のスタッフが薬品から化粧品、日用雑貨、食品類などを販売している。営業時間は午前9時から午後8時。
中野店長は「常時店内にいるのは11人。みな明るく元気に働いている。日ごろからお客様を大切にして接客している。薬に関しての知識は入社してから学ぶ。毎日忙しいが棚卸しのときが一番大変で力が要る。当店は市内に約20店あるツルハの店舗のうち忙しさで3番に入る」と説明。
「接客では言葉遣い、身だしなみなどを重視している。特に言葉遣いでは神経を使う。相手を怒らせるような言葉遣いをすれば大変なことになる。身だしなみでは髪の色も制限」と、接客の重要性を話した。
受講生から「POP(店頭販売促進)広告は誰が作るのか」「仕事のやりがいは」「採用基準は」などの質問が出た。中野店長は「POP広告はその場の担当者が自由に作成できる。その人の感性が試される。お客に勧めた商品を使ったあとでそのお客から良かったと言われるとやりがいを感じる。明るさと元気が採用の大きな基準」と答えていた。
メガネの松田の松田陽二社長が同社の採用基準などについて語った。松田社長は「わたしは直接面接して採用する。言われた通りの仕事しかしない人は要らない。今何をしなければならないのか。ちゃんと自分で仕事を見つけ出して働く人」と言う。
松田社長は「当社には採用基準がある。まずは自己成長できる人。元気で前向きな人。自分で仕事を探せる人。そして質問できる人。入社して質問ができないと分かればちゃんと法的な手続きを取りやめてもらう」と手厳しい。
長年ネパールでボランティア活動を続けている松田社長は「わたしは今54歳。息子は27歳で東京で修行中。やがてバトンタッチをする。わたしの夢はネパールの山の中で魚の養殖を行い、村の経済活動に貢献すること。人生に夢と希望を持つこと」と受講生に夢を持つ大切さもアドバイスしていた。受講生はメモを取りながら真剣に聞いていた。
同いわて企画・事業推進チームの松本哲チーフコーディネーターは「今年度初の事業だったが受講生からも評判が良い。来年度も継続して続けたい」と話していた。
|