豪雪地帯の路線にはロータリー式除雪車による特別排雪列車、略して特雪が運転される。北上線にも特雪が出動した。その勇姿を見るべく出掛けた。
ロータリー式DD14型ディーゼル機関車がDE10を従えた重連で、ウイングで線路の両脇の雪の壁を崩しロータリーで雪をはねとばす。雪がアーチを描いて飛ばされるさまは豪快でもある。
撮影地点の入り口から、雪原を約1時間、ひざまでずぶずぶと雪をかき分け歩いた。距離にすれば1キロぐらいだが、予想以上に雪が深かった。かんじきが必須という教訓…。氷点下7度ほどの外気に、カメラのシャッター操作のため手袋をとるとすぐ手がかじかむ。今回の写真はそういう状況のもとで撮影した1枚である。撮影後、天候が変わり雪となった。
(佐々木康宏) |