北東北3大学連携推進会議は1月31日、岩手大学で行われた第6回連携協議会で、岩手大学、弘前大学、秋田大学の北東北国立3大学が研究費を拠出して行う共同研究プロジェクトが採択され、新たな連携事業をスタートさせたと発表した。3大学が資金を出しての共同事業は東北では初めて。
プロジェクトでは3大学が500万円をそれぞれ出し、総額1500万円で共同研究を支援する。05年度からの共同研究には各大学の研究者3〜7人がグループをつくり、13件の申請があったという。
3大学の特徴が十分に発揮できるものなどの基準で研究専門委員会で審査が行われ、医療・福祉、防災、エネルギー、自治・文化など11件の研究テーマが採択された。共同プロジェクトは06年度以降も継続する検討をしている。
今回採択されたテーマは次の通り。
▽ゲノムと蛋白(たんぱく)の双方向アプローチによる前立腺癌(がん)の分子マーカーと予防標的分子の探索(代表・秋田大学羽渕友則教授)▽自然災害の防止・軽減に向けた研究連携の推進とその周知(代表・秋田大学丸山孝彦教授、岩手大学堺茂樹教授)▽ヒューマンフレンドリーな医療福祉機器開発に関する連携研究(代表・秋田大学長縄明大助教授)▽北東北地域に適したエネルギー・リサイクルシステムの研究(代表・弘前大学森聰明教授)▽北東北における整数論の拠点作りと教育への応用(代表・弘前大学小松尚夫助教授)▽多言語・多文化状況における実践的コミュニケーション教育・評価方法の開発(代表・弘前大学小山宣子助教授)▽北東北における自治体再編成と地域経済・地方財政・住民福祉に関する研究(代表・岩手大学井上博夫教授)▽北東北エネルギー環境教育ネットワーク構築と教育の実践(代表・岩手大学高木浩一助教授)▽循環器系疾患へのテイラーメード医療実現のための血行力学に関する研究(代表・岩手大学船崎健一教授)▽日常生活各事象の流れと、これに関連付けた福祉介護技術の構築に関する調査研究(代表・岩手大学大川井宏明教授)▽北東北における細胞ストレス応答研究の拠点形成(代表・岩手大学平秀晴教授)
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