2006年 2月 6日 (月) 

       

■ 金属の曲線、輝き増す石 菊池岩男さんがオブジェ

「ステンレスオブジェとびょうぶ展」が26日まで、盛岡市高松1丁目の和のギャラリーなかむらで開かれている。遠野市の菊池朗月さん(77)、岩男さん(47)親子がそれぞれ、木製のびょうぶやたんす、ステンレス製のオブジェやブローチを出展している。

  朗月さんは東京で大工の棟りょうとして働いた後、遠野に帰って建具屋を始めた。仕事の合間に、端材を使ってびょうぶなどを作り始めたのは20年以上前。発表するのは今回が初めてだ。

  繊細な飾りを施した木製のびょうぶから、種類の違う木片を組み合わせた寄せ木の置き台までさまざま。それぞれの木目や色の違いを生かした、樹木への愛情にあふれた作品が目を引く。

  岩男さんは「いずれアートの世界へ進むだろう」と思いながらも「専門以外のことを勉強してぶつけた方がいい」と、設計事務所や測量会社などに長く勤務。4年前に、現在の道に踏み出した。

  ほかの人が手掛けていない素材を探し、ステンレスにたどり着いた。線状の素材は、削りながら作っていく面状のものと違って、どこまでも広がっていく感じがしたという。柔軟性があるため、いろいろな形にできること、細かいものも作れるところが気に入った。

  今回の新作、バニーガールシリーズは、ウサギの姿を彫り込んだ父のびょうぶから着想。長い耳を付けたバニーガールが三日月に腰掛ける「Midnight・Bunny」や、ハイヒールと一緒に配した「Grown−up・Bunny」など多彩。色とりどりのラインストーンを配し、女性らしい華やかな雰囲気を表現している。

  午前10時から午後5時まで。火曜日は定休。同市高松1丁目14の59、電話番号は019−662−2071。

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