県教委は6日、市町村教育委員会教育長会議を盛岡市内のホテルで開き、安藤厚県委員長が教職員の不祥事の撲滅、生徒指導などについて話した。
安藤委員長は教職員のわいせつ事件や酒気帯び運転、ひき逃げ事故が続発していることから「児童生徒、保護者に大きな衝撃を与える事件が起きている。これは児童生徒、保護者をはじめ地域住民の教育に対する期待や信頼を大きく裏切る行為で極めて遺憾なことだと考えている。県教委としては今年度から学校や教職員が自律的継続的に模範行動に取り組むようコンプライアンス推進体制の構築に努めてきた。しかしながらこのような不祥事が連続して発生していることを考えると、わたしたちの取り組みが教職員一人ひとりに十分浸透していなかったと考えざるを得ない」とコメントした。
不祥事撲滅への取り組みとして校長が常日ごろから教職員一人ひとりに対する指導の徹底を繰り返し行うよう改めて指導すること、持続的に指導を行うことで状況判断力をつけさせることを挙げた。
県立学校の生徒が連続して逮捕される事件が起きていることについては「大変憂慮している。県教育委員会としてはこれまで以上に児童生徒の非行防止に関する取り組みの充実に努める必要がある。市町村教委においても改めて生徒指導等の配慮を各学校にお願いしたい」と話した。
照井崇教育長は教職員の不祥事防止のため市町村教委や各学校へ安藤教育委員長の緊急メッセージを配布や教職員へのチェックシートによるコンプライアンス確立を行うことを示した。教員採用についても採用後、これまでの規定の理解を中心とするものから社会規範、社会ルールを徹底する研修へと内容を充実させることを挙げた。
生徒指導については「重大な事件が相次いで発生したことに大きな衝撃を受けている」と話し、発生に至った経緯や背景に授業についていけない、不登校、生徒間のトラブルなどがあることから心の教育の充実を図るとした。
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