2006年 2月 7日 (火) 

       

■ 〈チャグチャグ助役日誌〉42 熊坂伸子 リンゴの気持ち

 真っ赤なリンゴを二つに割った瞬間、あめ色に光る蜜がその中心部付近にたくさん入っているのを確認した時の気持ちは、本当に「幸せ」としか言いようがありません。

  弘前に15年住んだ関係で、お歳暮の時期には津軽リンゴが山ほど送られてきます。また夫が福島市の生まれなので、果物王国を自負する福島の親戚からも冬はリンゴが届きます。それからこれはあまり知られていないことですが、宮古には昔からおいしいリンゴの産地として有名な蟇目と言う地域があります。冬になると蟇目リンゴが市場に並び、農家の人も届けてくれます。そして滝沢。滝沢に行くまで、滝沢がリンゴの名産地とは知りませんでした。

  滝沢村で最初に出来た友人はリンゴ園を経営するご夫妻でした。

  奥さんのKさんはアイデアの人。リンゴの木一本一本に所有者を募るオーナー制を始めた人です。私の前に助役を務めた総務省の村川勝司さん(現川口市企画財政部長)もオーナーの一人だったとか。私も早速オーナー登録しました。

  難しい手入れはリンゴ園にお任せして、秋の収穫祭に自分でリンゴをもいだり、箱に詰めて友人に送ったり、そんなことを楽しみにしていました。

  実際には収穫祭の日に仕事があり、盛岡の大学に通っている末娘が友達数人で行って収穫してくれました。岡山や東京などから来ている娘の友人の実家に送ったら、とてもおいしいリンゴだと皆さん喜んでくれました。

  青森、福島のリンゴと比べても岩手のリンゴは味がいいと評判です。何しろ蜜が入っている率が断然高いのです。これは私が食べ比べた経験から間違いない!岩手のリンゴは量より味です。

  今年も収穫祭にいけなかったので、遠方の友人宛に直接送ってもらいました。Kさんのご好意で、私のリンゴ以外にも、いろいろなリンゴが詰め合わされて送られたようです。友人がそのおいしさに感激してリンゴケーキを作って送ってくれました。(滝沢村前助役)

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