2006年 2月 7日 (火) 

       

■ 室内楽を聞いて酒談義 賢治・啄木青春館で企画展

     
  企画展会場で行われた室内楽演奏  
 
企画展会場で行われた室内楽演奏
 
  盛岡市中ノ橋通1丁目のもりおか啄木・賢治青春館で5日、企画展に合わせた室内楽演奏とギャラリートークが行われた。同館では26日まで企画展「啄木・賢治にみる酒展」が開かれている。

  室内楽はバディヌリのコンサートマスター寺崎巌さん(バイオリン)と河村宗司さん(同)、鈴木かなえさん(フルート)が重奏。酒展を意識し、ドイツを中心にくつろいだバロック曲を選んだ。

  テレマンの「二つのバイオリンのためのソナタ」と「三つのバイオリンのための組曲」はそれぞれ、フルートとバイオリン1本、フルートとバイオリン2本で演奏し、フルートもバイオリンの旋律を奏でた。テレマンはバッハと同時代だが、大衆のための食卓音楽を作曲し、当時はバッハ以上の人気を集めたという。

  バッハの作品も王から主題を提示され即興で演奏し、さらに付け加えて作品にした「音楽の捧(ささ)げもの」からカノンを披露。チェロ演奏を習った宮沢賢治が教科書とした「ホーマン・バイオリン教則本」に納められている曲も演奏した。

  ギャラリートークは啄木・賢治の著書がある作家松田十刻さんと、小林芳弘盛岡大学短期大学部教授が出演し「酒をめぐる啄木の世界」を主題に語り合った。

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