2006年 2月 8日 (水) 

       

■ 「貴方と風とオートバイ」 斎藤純さんが12日に朗読会

     
  自作の小説の朗読会「貴方と風とオートバイと」のリハーサルに臨む斎藤純さん  
  自作の小説の朗読会「貴方と風とオートバイと」のリハーサルに臨む斎藤純さん  
  盛岡市在住の作家斎藤純さんの小説の朗読会「貴方(あなた)と風とオートバイと」が12日、同市肴町のいわてアートサポートセンター風のスタジオで開かれる。同センターがバレンタインデーに合わせて企画。作家本人と3人のアナウンサーが出演し、同市在住のギタリスト、伊藤隆さんとガットストリングスによる生演奏を交えながらオートバイにまつわるさまざまな物語世界を構築していく。本番を前に、出演者らはリハーサルを重ねている。

  「風と旅とオートバイ」(廣済堂出版)と「暁のキックスタート」(同)の2冊から、90年代後半に書かれた作品を中心に5編を選択。斎藤さんのほか、岩手放送の大塚富夫さん、テレビ岩手の小林ゆり子さん、NHK盛岡放送局の飯塚洋介さんの3人のアナウンサーが出演する。

  作家本人による「暁の〜」序文の朗読で開幕。「初雪」や「ロング・ツーリング」など3編は、各アナウンサーが朗読。最後の「夏の思い出」では3人のアナウンサーが、男女のせりふと地の文の担当に分かれて共演する豪華な演出になっている。

  斎藤さんとともにプロデュースを務める市内在住の脚本家、道又力さんは「盛岡は芝居が盛んな街。朗読も芝居の1形態として面白いかなと企画した。朗読の合間にギターの生演奏も入れることで、バレンタインデーの雰囲気を盛り上げたい」と意欲。

  大塚さんは「ステージ朗読は、集中しなければ内容がわからなくなるため、客席側にも緊張感がある。読み手にとっては難しさもあるが、今回は作者自身が読むということ、ギター演奏が入るという趣向が面白いと思う。リズムと動きのある文章に追い付いていけるかという不安もあるが、オートバイの動きなどを表現したい」と話す。

  斎藤さんは「自分の作品をライブで朗読してもらうのは初めて。朗読用と小説の文章は違うので大変と思うが、皆さんがどんなふうに読んでくれるのか楽しみ」と話していた。

  午後2時開演。チケットは前売り1200円、当日1500円。同市肴町4の20永卯ビル3階。問い合わせは同センター(電話番号は019−604−9020)まで。


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