増田知事は6日の会見で、06年度当初予算について解説した。歳出に占める投資的経費のうち公共事業が1053億400万円と、対前年度比166億9300万円、13・7%減となったことについて「今後もさらに減少させなければならない」と述べた。
説明資料によると、公共事業は国の経済対策が始まる91年度以前の水準に戻すことを目安に、投資規模の適正化を図る方針。
大規模施設整備事業では、必要性や緊急性を検討したうえで事業費や実施時期を再度見直し、全体として抑制する。新空港ターミナルビル建設は当初の07年度の完了予定を延期。県立学校の改築工事や県境不法投棄現場環境再生事業など緊急性の高い事業は事業費抑制などで優先配分される。
花巻空港ターミナルビルは工事を2年延期。06年度当初予算には盛り込まなかった。
増田知事は「利用者数が伸び悩み、国内線の定期便利用客が相当減っているのが現状。42億円のビルを造るつもりでビル会社に無利子貸付を見込んだが、大規模事業評価委員会から妥当でないので、慎重に検討するようにと指摘された。ビル会社の経営努力も求められた。整備、維持管理費用を考えると、コスト低減を図らないといけない」と説明した。
空港の利用促進を1、2年間取り組んだうえで、整備費用全体を大幅に圧縮させ、それに合った資金調達計画をつくるという。
最終的には「10億円台半ばぐらいの簡素なものでもいい。他県の空港と同じくらいに、できるかどうか分からないがその方が資金調達も考えやすい。そのうえで県負担を減少させたい。建設期間も短縮したい」と述べた。
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