2006年 3月 1日 (水) 

       

■ 均してみると降雪量は平年並み 盛岡地方気象台

     
  今冬の気象について話す盛岡地方気象台の松岡稔調査官  
  今冬の気象について話す盛岡地方気象台の松岡稔調査官
 
  盛岡地方気象台は2月27日、今冬(05年12月〜06年2月23日)の気象を暫定的にまとめ、報道説明会を開いた。期間全体をみると積算降雪量は12月が記録的な大雪だったが、1月は平年に比べかなり少なく、2月も少ない方で全体としては平年並みだった。気温は真冬日が各月で平年を上回り合計34日と平年より20日近くも多く寒い冬となった。

  12月は強い寒気が南下したため冬型の気圧配置となる日が多く、特に下旬は内陸を中心に記録的な大雪となった。気温もかなり低く、盛岡の真冬日は平年の約5倍の10日だった。

  盛岡は12月26日に記録した76センチの月最深積雪が76年12月27日の58センチの記録を更新。月の積算降雪量でも146センチと12月としてはこれまでの記録を14センチ上回った。1日の降雪量は12月23日に35センチを記録し、76年12月27日の36センチに次ぐ記録だった。

  同気象台関係者は最深積雪が一時青森県を上回った12月26日前後の気象を西から東への風と北からの風がちょうど盛岡付近に集まったため上昇気流が発生、押し上げられた湿った空気が上空の非常に強い寒気にぶつかり大雪を降らせたとみる。

  1月は上旬と下旬に冬型の気圧配置となる日が続き、強い寒気も南下したため気温が平年より低かったが、中旬は冬型の気圧配置が長続きせず高気圧に覆われる日もあるなど寒暖の変動が大きかった。降雪量は平年より少なかった。

  2月に入ると低気圧の影響などで内陸の山沿いなどを中心に降雪量は平年より多くなった。気温は上旬は強い寒気が入り低く、中旬以降は南からの暖かい空気で気温が上がるなど寒暖の変動が大きかった。

  同時に仙台管区気象台による東北地方の1カ月予報(2月25日〜3月24日)、暖候期予報(3〜8月までの天候見通し)が発表された。東北太平洋側は向こう1カ月、平年に比べて曇りや雨または雪の日が多く、平均気温は平年並みか高い予報となっていることから融雪や雪崩に注意が必要だという。夏(6〜8月)の平均気温は平年並みで、降水量は平年並みか多い予報。梅雨の時期の降水量も平年並みか多いという。
 

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