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仙北1丁目の浜藤私邸の市指定建造物 |
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盛岡市の酒造大手の岩手川(関口宏社長、従業員40人)が盛岡地裁に自己破産を申請した翌日の2月28日、盛岡市仙北1丁目の同社事務所では、納入業者らへの対応に追われた。裁判所による破産管財人指名のあと保全命令を受け、会社の整理に入る。債権者説明会は6日に開く方向で調整している。岩手川は明治5年創業の盛岡を代表する老舗のひとつ。仙北1丁目の「浜藤の私邸」、鉈屋町の「浜藤の酒蔵」は盛岡市の指定建造物となっており、地域住民も大きなショックを受けていた。
本社と工場の門前には「業績不振のため倒産し、本日盛岡地方裁判所に対して自己破産の申し立てを行いました。破産申し立て後は裁判所により破産管財人が選任され、破産管財人により、破産法に従って清算手続きが進められます」と27日付けの告知が張られた。本社事務所には朝から納入業者らが次々に訪れた。
同社取締役の関口和成第2工場長と関係者が「社長は体調を崩して表に出られない」と訪れた業者に理解を求め、個別に対応した。
関係者は「破産の手続きを盛岡地裁に出して管財人と所轄裁判所の指示に従うことになる」と話し「ご愛飲いただいた皆さまには誠に申し訳ない」と顧客に事態を詫びていた。
ガラス瓶を納入している業者は「いつ(正式に)説明するのか。全く聞いていなかったので驚いている」などと話し、突然の破産手続きに顔色を変えていた。
近所の商店の経営者は「(うわさは)前から聞いていたが、長くやってきたところなので残念。金額も大きいようだし」と話し残念がっていた。
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