谷藤裕明盛岡市長は2日、定例記者会見に臨んだ。中核市に設置が義務づけられている保健所施設として競馬会館を選択したことについて「時間的な制約もあり既存施設の利活用を図ることにした。用地選定の手続きや工事時間の短縮、建築費の経費の軽減を目指す。新規設置に比べて効率的な設置が可能」との説明を繰り返した。
取得価格については「不動産鑑定評価額を基に競馬組合と価格交渉を行っていく」と述べた。
「高すぎる」との声もある改修経費については「競馬会館全館の内装を全面的に改装した場合の標準的工事費用の概算」と説明。「施設には保健所だけでなく、保健センターも入る。既存のものの中で面積的に満たされているのは競馬会館。内装にどこまで手を加えるかは内部に入ってからでなければ分からないが、検査機器や地下駐車場整備などトータルで数字を見なければいけない。できるだけ圧縮できる手法でやりたい。バスセンターに近いという点からも立地条件は良い」と話した。
岩手川の倒産については「非常に残念」とした上で「浜藤私邸」「浜藤の酒蔵」の市指定保存建造物について「市民共有の財産。新たに所有される方にもその趣旨をご理解いただき引き続き保存していただけるようお願いをしていきたい」と話した。
市が取得する可能性については「相手があること。今後の状況を見極め、そのあと判断する」と述べるにとどまった。
盛岡市周辺の4町村が人事交流を始めることについては「素晴らしいことだと思う」と評価。「盛岡は玉山村と合併しある意味、玉山と人事交流している状態。まずは住民サービスの質を落とさないよう全力を尽くしたい」と語った。
|