2006年 3月 5日 (日) 

       

■ 中津川を生かした盛岡のまちづくりを 市民企画の「めぐみ感謝祭」へ準備着々

     
   感謝祭で販売する特製弁当を検討する実行委員会のメンバー。弁当の包装紙には杜陵小の児童の絵画を採用することが決まった  
   感謝祭で販売する特製弁当を検討する実行委員会のメンバー。弁当の包装紙には杜陵小の児童の絵画を採用することが決まった
 
  盛岡市のシンボルでもある中津川に思いを寄せる民間団体などが協力し「もりおか中津川めぐみ感謝祭」が11、12日、県公会堂を主会場に開かれる。同実行委員会(川村登委員長)の主催。シンポジウムや文化祭などが行われ、中津川を生かした、これからの盛岡のまちづくりについて考える。会場では中津川をイメージした特製弁当も発売する計画で、実行委員会は大詰めの準備に熱を入れている。

 感謝祭は中津川をフィールドに活動している自然保護団体やまちづくりグループ、学校、市、商工会議所など30を超える団体が参加して開催される。学校や市民団体による活動発表のほか、河川敷での自然観察会や紺屋町かいわいの歴史建造物の見学会、馬車運行、屋台村など多彩な催しが計画されている。1日に開かれた実行委員会では当日に販売する特製弁当の試食も行われ、中津川にこだわった創作弁当作りに熱心な議論が交わされた。

  一連の企画を発案したのは盛岡市のまちづくりコンサルタントの寺井良夫さん(48)。多くのまちづくり活動にかかわる中で、市民にこよなく愛されている中津川を起点にネットワークを構築し、新たなまちづくりにつなげることを思い立った。企画は市を通して内閣府の地域再生計画に認定され、昨年11月には中津川からまちづくりを考える市民ワークショップも開かれた。感謝祭はワークショップで語られたアイデアや夢を実現する第一歩でもある。

  感謝祭で中津川護岸の調査結果を紹介する県立大総合政策学部4年の佐々木育恵さん(22)は「ワークショップにも参加し、市民の川への思いをたくさん知ることができた。皆さんの熱い思いが伝わるような感謝祭に」と意欲を燃やす。

  寺井さんは「盛岡市民は本当に中津川が好き。中津川の魅力やまちづくりをみんなで考えるきっかけになってほしい」と願ってい
た。

  感謝祭は2日間とも午前9時から午後5時まで。中津川の写真や市民活動を紹介するパネル展は終日開催。菓子や工芸品の展示販売も行われる。シンポジウムは11日午後1時半から大ホールで。松本源蔵氏の基調講演や市民団体の活動発表などが行われる。中津川文化祭は12日午後1時半から。チェロ演奏と宮沢賢治の朗読、山岸さんさ踊り、岩手女子高音楽部による合唱などが予定されている。

  紺屋町かいわいの歴史建造物の見学会は11日、中津川の自然観察会は12日。時間はいずれも午前10時から正午まで(参加希望者は6日までに申し込む)。中津川沿いの馬車運行は12日午前10時半から午後3時半まで。11日の正午から公会堂2階で乗車整理券を発行する(荒天の場合は中止)。

  「もりおか中津川弁当」と名付けられた特製弁当(1箱千円)はカジカの甘露煮など、こだわりの逸品が楽しめる。2日間とも午前11時ごろから約50個を限定販売。問い合わせ、申し込みは実行委員会事務局・邑計画事務所(寺井さん)電話653−1058。

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