2006年 3月 6日 (月)
■ 〈グラフ〉園児がひなまつり茶会 祖父母を招待しもてなす
一人ずつ席入りして神妙な表情で花と掛け軸を鑑賞する園児と茶席を指導する鈴木宗瑞さんと後方の高橋宗賀さん両師匠
ひな祭りの3日、各地で多彩な行事が行われた。盛岡市清水町にある社会福祉法人光の園附属保育所キンダーホーム(久保園長、園児179人)でも午前中、年長組園児29人による、ひな祭り・茶会がホールで開かれた。祖父母たちが招待され、園児が謡曲や茶を一服差し上げてもてなしの心を学んだ。
ホールにはひな壇と園児たちが紙で制作したオリジナルの男びなと女びなの個性あふれるひな人形が飾られ、祖父母たちを歓迎した。
ひな祭り行事に茶会を取り入れたのは3年目になる。今年も裏千家淡交会の師匠・高橋宗賀さん、鈴木宗瑞さんの2人が指導した。
久保園長が「園児たちはこの日のために1月末から作法を習ってきました。茶席を楽しみにしています」と祖父母らにあいさつ。園児が全員で喜多流謡曲「老松」の一節を披露した。ひな祭りの歌がホールいっぱいに響き渡り一足早い春の雰囲気だった。孫のかわいい演出ぶりに祖父母たちから拍手が上がった。
「おいしい」と茶席でお菓子を食べる園児たち
園児たちの主役である茶会は一人ずつ席入りして床の間に向かって一礼。花瓶に生けた梅の花と南部片富士をイメージした掛け軸を鑑賞する園児たちの神妙な表情に、祖父母らの顔もほころんだ。
ひな祭りの主役でもある女の子たちからお菓子とお茶を一服。祖父母たちも席入りして園児たちから「お茶をどうぞ」ともてなしを受けた。
紫波町から訪れた阿部則子さんは「孫たちが盛岡に住んで世話になっているので来ました。きょうは普段に見られないほのぼのとした面を見せていただきました。きょうは特にかわいいです」と話していた。この春小学校に入学する、まくうちゆかちゃん(6)は「にぎやかで楽しかった」とおひな様を手に喜んでいた。
祖父母たちへのもてなしを前に、これまでに習った作法を披露
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