■ 滝沢村の柳村村長が4選不出馬を表明 村議も「寝耳に水」
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村議会で4選不出馬を表明する柳村純一滝沢村長 |
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滝沢村の柳村純一村長は8日、今年11月に予定される村長選について「4選に出馬の意志のないことを明確にする」と述べ、不出馬を表明した。同日の村議会3月定例会代表質問で武田俊和氏(しののめ会)の質問に答えた。当局幹部はもちろん村議にとっても寝耳に水の引退宣言だった。今月中に対抗馬と目されてきた1人が出馬表明するとの情報もあり、同村長選は残り8カ月を迎え動きが慌ただしくなる。
武田氏は「村長は全国の自治体をリードしてきた自負があると思う。第5次総合計画初年度であり、ここまで改革を指示してきたからには第3、第4ステージも考える。11月の改選期への決意をうかがいたい」と質問。
柳村村長はこれに対して「自分としては達成感と満足感を持っている」と、94年の就任当時からこれまでを述懐。「本来現職であれば、こういう早い時期に表明するのはいいことではないと思っているが、3期という一つの区切りもあり、残り8カ月間あるけれども4選に出馬の意志のないことを明確にする」と宣言した。
「今はマニフェストの選挙。したがって首長選挙は現職が有利といわれている」としたうえで「今後、多くの方がそれぞれの立場で新しい地方自治を目指してマニフェストを掲げられるよう期待申し上げる」と述べた。
柳村村長は議会後の取材に対し「出馬の意志がないというのは立候補しないということ。未練を残せばきりがない」と答え、支持層の擁立要請にも応じない意向を示した。
不出馬の理由については「就任当初から後援会からも3期までと言われているし、自分自身としての区切りとして以前から決めていた」と説明。一連の巣子駅整備に関する問題への引責も含むかとの質問には「それはない」と否定し、「マスコミ取材への疲れはある」と柳村節も飛び出した。
後継候補の擁立については「自らそういうことをするべきではない。ベクトルが合う候補者なら応援するということはある。ベクトルの違う人が選ばれてもそれは政治の宿命。マニフェストを作るには時間がかかるので住民の選択肢として多くの候補が出て、次のリーダーが選ばれるよう期待する」と述べた。
「残り8カ月の任期も今までの路線を進め、課題の解決に当たる。任期満了後の予定は決まっていない」と述べ、別の選挙への出馬も否定した。
柳村村長は村議から一度村長選に出て敗れたのち、94年に6人の混戦から抜け出して初当選。98年は三つどもえを制して再選。02年は無競争3選を果たした。
質問した武田氏は「続投の意志を示すかと思ったが驚いた」と話した。後援会員でもある熊谷初男氏(同)も「一切知らなかった。後援会の集まりは以前にあったが…」という。ある村職員は「聞いていなかった。ここまでやったら続けるべきだ、良くも悪くも」と感想を漏らした。
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