2006年 4月 2日 (日) 

       

■ アフガニスタンの敷物 キリムとカーペット展

     
  「アフガニスタンの敷物〜キリムとカーペット展」(右は渡辺純代表)  
  「アフガニスタンの敷物〜キリムとカーペット展」(右は渡辺純代表)
 
  「アフガニスタンの敷物〜キリムとカーペット展」が2日まで、滝沢村の岩井沢家で開かれている。奈良県のノマディック・アート(渡辺純代表)が主催で、昨年に引き続き2回目。アンティークから新作まで、敷物やジュエリー、バッグなど約200点が展示されている。

  敷物などはすべて、遊牧民の手織りで草木染め。最も古いもので、アンティークと呼ばれる80年前のものも。古くなるとサイズを小さくしたり、修繕したりしながら大事に使ってきたものが展示されている。

  同社では、現地の工房との共同製作にも取り組む。日本でデザインを起こし、現地の工房で製造したオリジナル作品は、伝統に現代の息吹を与えている。

  渡辺さんとアフガニスタンとの出会いは、12年前。外務省に勤務し、同国を担当。難民キャンプの人道支援に携わっていたが「役所の支援は一過性のキャンペーン的なもの」と感じた。「そうではない付き合いは、個人でしかできない」と、外務省を退職。現地の人々との触れ合いの中で知った伝統工芸を紹介しようと、現在の仕事を始めた。

  「チャリティーや支援のうさんくささは、その仕事をしていたのでよく分かる」と渡辺さん。現在の仕事は支援ではなく「一緒に生き続ける」という信念の下に行っている。

  「敷物は100年もつのが当然という考えで作られている。日本にも修繕しながら、代々使ってきたものがあるということを見直す意味でも、いい素材になるのでは」と話していた。

  同村葉の木沢355の2。午前10時から午後5時まで。

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