2006年 4月 3日 (月)
■ 〈グラフ〉いってらっしゃいサケの赤ちゃん 中津川で放流会
サケの稚魚を入れたコップを手にした子供たち
第13回さけの赤ちゃん放流会(主催・盛岡市の本町振興会、共催・盛岡市)が3月25日午後、同市内の中心部を流れる中津川の上の橋下流で開かれた。親子連れなど約500人が参加し約3万匹の稚魚が放された。おなじみになった「いってらっしゃいさけの赤ちゃん」の歌を合唱。子供たちがコップに分けて次々と川に送り出し、元気に下る稚魚に手を振った。
同日は好天に恵まれ、午後1時半から本町商店街の盛岡信用金庫本町支店前で事前集会があった。参加した幼稚園児たちが受け付けで南部鉄器製のオリジナル里親メダルを首もとに掛けてもらい、友達同士顔を見合わせてニッコリ。
松本静毅実行委員長が「これから中津川にいってサケの稚魚を放流します。今回の放流は宮古市の津軽石ふ化場から卵をいただいて市内9カ所の小学校や商店街でふ化させた稚魚約300匹。それに盛岡河川漁業協同組合の簗川ふ化場から運んできたサケの赤ちゃんです。また中津川に戻ってくるようにみんなで楽しい放流会にしたいと思います」とあいさつ。
盛岡吹奏楽団とシンガーソングライターの田口友善さんの伴奏で「いってらっしゃいさけの赤ちゃん」を参加者全員で歌い集会を盛り上げた。
本町・内丸子供会の代表3人が放流時の安全について呼びかけた。今回、初めて放流会場付近の中津川河川敷を清掃した学生のボランティア団体「るうだんて」の紹介もあった。
コップに入れたサケの赤ちゃんを中津川に放流する親子
中津川へ移動した参加者たちは、サケの稚魚を入れた大型の容器を取り囲んでお別れ会の雰囲気。川岸に並んだ子供たちが、コップに入れた稚魚を数回に分けて放流した。
埼玉県から盛岡に転勤して3年目になるという内田茂子さん(37)は初めて子供たちと参加した。「小さいときから生命や自然との触れ合いを体験でき、いい所に来てよかったと思っています」と話していた。
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