2006年 4月 3日 (月) 

       

■  隠れた青をテーマに 三浦栄美さんが個展

 
     
  三浦栄美さんと「hidden blue」  
 
三浦栄美さんと「hidden blue」
 
盛岡市の三浦栄美さんの個展が8日まで、同市紺屋町の自家焙煎(ばいせん)コーヒー屋クラムボンで開かれている。平面作品7点が展示されている。

  「hidden blue(隠れた青)」をテーマにした作品展は今回が3回目。作品はすべて、キャンバスにアクリル絵の具。5、6種類の青で着色した落水紙という和紙をキャンバスの上で張り合わせ、画面に微妙な表情を付けている。

  約4年前から使い続けているという落水紙。今回は黄色と紫色に着色してあるものを使用。ほかの和紙よりも繊維同士のすき間が大きいため、紙を重ねていくにつれ、色に変化が生まれるのが気に入っている。

  「人は常に、笑顔の下に悲しみや憂うつや怒りなどを秘めて生きている」という視点から出発した同シリーズ。前回は「どこかはかなくて消えてしまいそうな方向に行っていたような気がしたので、もう少し踏み込んだ感じに挑戦した」という。

  泣いたり笑ったりという感情は、社会的に生きるためには抑えなければいけないもの。だが、隠していても透けて見えることもある。人間本来の自然な感情が内包された状態を作品の中に表現している。

  午前10時から午後8時(最終日は早めに終了)まで。日曜は定休。 

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