2006年 4月 4日 (火) 

       

■ 中津川でひな流し かたかご俳句会 

     
  思いを込めた俳句を添えてひなを流すかたかご俳句会の会員  
 
思いを込めた俳句を添えてひなを流すかたかご俳句会の会員
 
  川にひなを流して無病息災を祈る恒例のひな流しが3日、盛岡市の中津川河川敷で開かれた。市内の俳句愛好者が句を添え、愛らしいひなとともに水面に浮かべた。

  ひな流しは、かたかご俳句会(志和正巳会長)が毎年4月3日に開いているもので、今年で28回目。盛岡では新暦の3月3日はまだ寒いため、旧暦のひな祭りに近い1カ月遅れで実施している。

  くもり空の下、河川敷には35人ほどの会員が集まった。米俵の両端にあるわらで編んだ丸いふたをいう「桟俵(さんだわら)」(盛岡地方では“たらばし”とも)に、和紙のひな人形や俳句の短冊などを乗せ、願いを込めて清流に放した。

  短冊を添えたひなを流した武田琴女さん(88)=盛岡市緑が丘1丁目=は「心を込めて作ったひなは家族のよう。厄を背負って流されていくのはかわいそうだが、皆の健康を願った」と話し、流れに乗って小さくなっていくひなを見送っていた。

  「出番待つ 踊り子草や 雛(ひな)流す」の一句を添えた志和会長は、「28年にもなるが多くの方に参加いただいてありがたい。ひなにはそれぞれの思いが込められているようだ」と話していた。
  

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