| |
|
|
| |
 |
|
| |
額に汗をにじませながら、みそ造りの「麹、塩合わせ」をする女性たち |
|
滝沢村柳沢地区の農家女性による、みそ造りが4日、最終日を迎え、「麹(こうじ)、塩合わせ」が行われた。大釜で煮た大豆と麹、塩を混ぜ合わせ、約600キロのみそが仕込まれた。3月中旬から始まり、使用した地元産大豆は約1500キロ。25年間変わらない製法のみそは1年寝かせたあと食べられる。みそ造りが終わると春の農作業が本格化する。
みそを造っているのは、一王子・大石渡農業振興推進組合(佐々木文子組合長、組合員9人)の女性たち。手作りにこだわる住民が、大豆を同村大石渡にある農産物加工施設に持ち込み、製造を委託している。
同組合のみそ造りは1サイクル4日間。初日は大豆、麹となる米の数量を計算し、洗う。2日目は麹の仕込みと大豆を煮始め、3日目から本格的に大豆を煮る。4日目はみその仕込み。これを3〜6人で行い、計6サイクル行った。
原料の大豆は1サイクル1石6斗(240キロ)〜2石(300キロ)を使用。大豆は煮ると重さが2倍になり、麹、塩合わせは大豆30キロ、米12・8キロ、塩8キロ、種水(真水)6リットルを手作業で混ぜる。これを1日十数回繰り返す。
出来上がったみそは、さっぱりとして、麹の味で甘みもある。昔は各家庭で造られていたみその味にこだわる人が、みそ造りをお願いしている。
佐々木組合長は「若い人は翌日腕がぱんぱんになるが、25年ぐらいやると年季が違う。春先の農作業が始まる前の前哨戦、準備体操みたいなもの。朝から晩まで作業することもあり、少しきついかも」と笑う。
加工施設は、1981年度(昭和56年度)の新農業構造改善事業で整備された。当時は集落単位で整備された画期的な施設として北海道や沖縄県からも視察があったとか。
「年齢を重ねてもパワーでやっているし、やれるうちは組合として続けたい。そろそろ新しいパワーもないと」と佐々木さんは話していた。
|