谷藤裕明盛岡市長は4日定例記者会見に臨んだ。市議会が県競馬組合の再建実行計画の早期見直しなどを求める決議文を採択したことについて「議会の皆さんの叱咤(しった)激励、今後もっと強力な体制を持って臨むべしという決議だったと思う」と述べた。
市議会の決議は3月31日に増田知事に面会して伝えた。増田知事からは「正念場の年、構成団体が力を合わせていこう」と話があったという。「市からも職員を組合に派遣し体制の強化を図った。これからも構成団体それぞれが目標達成に向けて努力する」と決意を示した。
新年度の市政運営では、3年間の集中的な取り組みの最終年度となる行財政構造改革や盛岡ブランドの発信などに力を入れる方針を表明。特にも岩手競馬、中央卸売市場、市立病院などの課題について「今後の道筋を付けられるよう全力で取り組み、市民から信頼される市政の実現を目指したい」と語った。
旧玉山村との合併を踏まえて「合併の成果を内外に示していくことが重要。広域における共通課題への取り組みや連携を深めながら今後の広域行政における新たな展開に結びつけたい」と新たな市町村合併にも重ねて意欲を示した。
盛南開発地域の主要行政施設用地の取得を見送ったことで論議を呼んでいる将来の市庁舎の位置については「内丸地区の官公庁団地のあり方や中心市街地の活性化、将来のまちづくり、広域合併への取り組みが進展する中で総合的に方向性を見いだしていくべきもの」との認識を示した。その上で、旧都南村との合併協定を尊重し「盛南地区を最適地であるものとして検討する」との考えを繰り返した。
現在の本庁舎の位置についても「窓口業務をはじめ、国や県との連携を図っていく上でも業務的に必要とされるものがある。必要な部分はこの地に残しておくことになると思う」と話した。 |