2006年 4月 5日 (水) 

       

■  激しい色の衝動、作品「戦い」 高等養護2年の天木康裕君が初めての個展

 
     
  「戦い」(油彩・30号・2001年)  
 
「戦い」(油彩・30号・2001年)
 
盛岡高等養護学校2年の天木康裕君の初めての個展が28日まで、盛岡市山岸4丁目のはしば歯科医院キディーギャラリーで開かれている。小学校高学年から現在までに制作した油彩やガラス絵など9点が展示されている。

  油彩は30号の大作3点を出展。「戦い」は2001年、米国の同時多発テロが起きたときに描いた作品。油彩ではグリーン系の色彩を使うことが多い天木君だが、同作品では白や赤を荒々しくぶつけ、画面に山のような形を描き出している。繰り返し流されるニュース映像に衝撃を受けて制作した作品だ。

  昨年完成した最新作「動物園」では対照的にグリーンを多用。規則正しく塗り分けられた画面の中に、平和にくつろぐ動物たちの姿を牧歌的に表現した。

  幼いころから絵を描くのが好き。油彩は1カ月に1度、サークル活動の中だけで取り組んでいるため、1点完成させるのに1年はかかるという。

  制作に入る前には必ず、自分でテーマを設定し、そのイメージに向かって描き出す。筆を置くタイミングも自分で判断。飽きてやめることもあるが、最初から最後まで、自分の作品として大切に作り込んでいる。

  午前9時半から午後6時(土曜は同5時)まで。日曜、祝日、木曜は休み。同市山岸4丁目10の31。  

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