盛岡市は土地区画整理事業が進む盛南開発地域でのバス利用促進を図るため、盛南地区バス運行計画を策定した。既存市街地と盛南地区との一体的な交通ネットワークの構築を目指す。今年度内に完成予定の(仮称)中央大橋の供用開始に合わせ、来春にも中心市街地と盛南地区を連絡する新しいバスルートを開設したい考えだ。
市は盛南開発の事業主体の都市再生機構、国土交通省東北地方整備局、県バス協会、県交通、県北自動車と盛南地区バス運行検討会を組織し計画をまとめた。
ルート案は@盛南地区循環バスルートA南北ルート(中央大橋経由)B南北ルート(盛南大橋経由)−の3系統。市民から要望が多かった市立病院、県立美術館など主要施設への足の確保や中心市街地と盛南地区、都南地区との公共交通機関によるアクセスの向上を目指す。
計画によると@は盛南地区内を左右両まわりに循環するルートとJR盛岡駅を起点に大通り、県庁・市役所前など中心市街地を循環するルートを組み合わせて両市街地を結ぶ。朝夕のラッシュ時には10分〜15分間隔、日中も20分間隔でバスを走らせる。
Aは中心市街地、JR盛岡駅西口を経て中央大橋を通過、市立病院や盛南地区の中心商業地域などをカバーしながら盛南地区を東西に横切り、都南地区と結ぶルート。Bは中心市街地、JR盛岡駅東口から盛南大橋を通過し、盛南地区の東側市街地を経由して都南地区を結ぶルート。
盛南地区全体のバス需要を1日当たり5400人と想定。新規ルートの1日当たりの利用者は約2900人と見込んだ。
ただ、盛南開発事業は2010年の完了予定で事業途上にある。新規バスルートの導入は事業の進ちょくや施設、住宅の張り付き具合などを見て段階的に進める考え。まずは中央大橋を通過する循環バスルートの導入を図りたいとしている。 |