2006年 4月 6日 (木) 

       

■  地域の産品を自分たちの手で 滝沢村の事業者ら集まり振興会が発足 

 
     
  特産品開発に向けワークショップなどをした滝沢村地域産品振興会  
  特産品開発に向けワークショップなどをした滝沢村地域産品振興会  
滝沢村地域産品振興会の設立総会は3月29日、同村大釜で開かれた。村内で製造、生産される地域産品の品質向上や開発、村外へのPRを通じ、産業振興を図る。メンバーは村内の生産・製造者や事業所、小売業23人で、会長には明戸均・初駒社長が就任した。会員を随時増強する方針。

 佐野峯茂村環境産業部長は冒頭「05年度からの村総合計画策定過程で、アンケートの7割が村に満足している一方、個性がない、村の自慢・特産って何だとの意見もあり、訪れる視察でPRできる特産品がなく残念でもある。改めて村の資源を見つめ直し、特産品をどう開発するか、行政ではなく皆さんが中心になって進めてもらいたい」とあいさつした。

  同振興会は▽地域産品の企画開発の促進▽地域産品の紹介、宣伝、推奨と販路拡大▽村外での物産展、見本市、展示会などへの参加促進−を目的に事業を展開していく。

  4月に地域資源を情報整理し、製品のアイデアを出し合う。その後1、2カ月に1回ペースで開催し、アイデアの絞り込み、マーケティング計画・リサーチ、事業者の決定、試作品製造と評価を実施。早ければ年度内にもネーミングやパッケージ、販路の決定と販売・PRしていく。村は活動費として06年度85万円を予算化した。

  村では1985(昭和60)年に村特産品開発振興協議会が設置され、翌年スイカとイワナを認定した経緯がある。スイカは県内一の生産量を誇り、牛乳も葛巻町に次ぐ県内2位。リンゴやチャグチャグ馬コの商品、柳沢地区の岩手山麓(ろく)工芸会など、地域資源をどう活用するかが求められている。産業振興は村総合計画の重点事業の一つでもある。

  設立総会では、インタラクティブ・アソシエイツの中田和明代表が「地域産品に求められるマーケティングの視点」と題して講演し、会員によるワークショップが行われた。特産品開発の目的とシナリオ、特産品の定義(何にこだわるか)などについて意見交換した。

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