2006年 4月 6日 (木) 

       

■  〈経済〉NZと合弁会社 赤いリンドウの育種に取り組む 

 八幡平市花き研究開発センター(日影孝志所長)リンドウ育種交流事業が3月中旬、06年度LL事業(ローカル・トウ・ローカル産業交流事業、ジェトロ主催)に採択された。同センターとニュージーランド(NZ)の独立行政法人Crop&Food研究所が共同で進めているリンドウ育種交流事業で、具体的な成果が出る可能性の高さなどが評価された。

  LL事業はジェトロが96年から開始した支援事業。地域が主体となった産業の萌芽(ほうが)を育成し、地域間の国際的経済交流の発展につながる活動を2年間支援する。

  今回は赤いリンドウを育種、生産している同研究所と技術交流し、NZで合弁会社を設立し、具体的な成果を活動に結び付けるなどの支援が目的。

  日本でリンドウの花は主に仏花として7月上旬から10月末までが需要期。NZで生産されているリンドウは赤色でNZも含め欧米では結婚式などで飾られている。同センターで八幡平産の赤リンドウを生産し、国内での新たな用途開発や欧米市場を開拓する計画なども盛り込まれている。

  同センターの日影所長は「採択されてありがたい。互いの技交流が促進されれば新品種の開発も進む。互いの産業の発展に貢献できる。今回は現地に行くが、次はNZの育種者を八幡平市に招へいしたい」と言う。

  ジェトロ盛岡貿易情報センターの柳川仁所長は、「当ジェトロが支援できることは、非常に喜ばしい。合弁会社も設立されれば、地域間の国際的な産業交流が深まり、互いにウイン・ウインとなる。今後の展開を大いに期待したい」と話していた。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします