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正念場を迎えた岩手競馬(昨シーズン) |
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岩手競馬は8日、存続への正念場となる2006年度シーズンが水沢競馬場で開幕する。競馬組合では特別競馬2開催を加えた23開催、計132日間の開催計画を立て、3連勝式勝ち馬投票券の導入やインターネット投票など新たな事業で売上増を目指す。改訂実行計画は、初年度の05年度から目標額に届かなかった。前年度を上回る計画額になった今年度の売り上げ目標は「過大」という厳しい目を開幕前から向けられている。まずはスタートダッシュが求められている。
競馬組合が今年度売り上げ増に期待をかけているのが3連単、3連複の2種類の新かけ式導入とインターネット投票。
3連単は1、2、3着を着順通りに当てる勝ち馬投票券、3連複は1、2、3着の組み合わせを当てるもので、既発売のかけ式に比べ同じ出走数でも組み合わせ数が大幅に増え、同時に高配当が期待できる。約20億円の売り上げを計画している。
インターネット投票は結果的に電話投票のD−netがなくなり、在宅投票のシステムを一本化することになる。当初の予定とは情勢が変わり、地方競馬総合サービスサイトのオッズパーク内で購入することになったが、実行計画通り10億円の売り上げを見込んでいる。インターネット投票にはジャパネット銀行の口座を持っていることが条件となり、未開設者は新規開設が必要だ。
当初の改訂実行計画では、JBC競走の開催、広域連携共同場外を盛り込んでいたが、JBC競走は他場での開催に決まり、広域連携共同場外も開設の見通しが立たず今年度の事業計画から外した。このほかにも街中小規模場外の3カ所開設を計画しているが、実現できるどうかは不透明。既存形態部分の売り上げが計画目標を維持できるかも困難との厳しい見方も強く、再生へつなげる実績を上げるには相当の努力が求められている。
営業面では、さまざまなファンサービスを企画し若年層などファンの拡大を狙っている。
組合議会のほか県や盛岡市の各議会からは特別融資の審議過程で厳しい指摘が続出した。その中では、計画について売り上げ見込みが過大などとして早急な見直しを求める付帯意見や決議があった。
通年での売り上げ確保の面からも融資している構成団体への答えという面からも、組合としてはスタートで結果を出して弾みをつけたいところだ。
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