2006年 4月 7日 (金) 

       

■ 〈In Region〉雫石の人、食、風物詩を紹介 奥山淳志さん(33)が雑誌 

     
  雫石応援マガジン「tan−tan」を発行したジプシー編集工房の奥山淳志さんと誌面にも登場する「社長」のクロイヌさくら  
 
雫石応援マガジン「tan−tan」を発行したジプシー編集工房の奥山淳志さんと誌面にも登場する「社長」のクロイヌさくら
 

 雫石町の人、食、風物詩などを凝縮した雫石応援マガジン「tan−tan(たん・たん)」の創刊準備号が4月から町内の各施設で配布されている。フリー・カメラマン奥山淳志さん(33)が代表のジプシー編集工房編集部が編集・発行。雫石で暮らす楽しみ、旅する楽しみなどをグラビアと活字で紹介している。初回は無料。創刊号は今秋発行予定。

 B5判、38ページのオール・カラー。奥山さんが写真、「時空商店」でデジタル編集などを手掛ける佐々木和正さんが編集長、全国誌でも活躍する町在住のマンガ家そのだつくしさんら4人が昨年10月から編集を始め、3月末に発行した。雫石を愛し、雫石で生きる喜び、訪れる楽しさを1冊に凝縮した。

  内容は、大村地区に伝わる神話由来の「大村 虫まつり」を巻頭グラビア6ページで掲載。わかふじ農産や高村製麺(めん)所が登場する「麺道」、岩手山ろくの「MINI」専門店グリーン・ガレージ、斉藤靴店、カレーパンで有名なプラス1ほか町内の食や製造業、雫石ライフを伝える「しずくいしの暮らし」など、知られざる魅力やオンリー1を紹介している。
 
「ど真ん中にいる僕ら」。奥山さんは発行のメッセージを最初の見開きページに込めた。

  以前から交流のある同町小日谷地の古川安弘さん。コレクションする自然に穴の開いた石に囲まれて笑う姿を切り取った1枚。「穴のあいた石でハッピー!!」をキャプションに、別ページでインタビューも紹介している。

  奥山さんは「穴の開いた石でどんなにハッピーか語ってくれた。人がどう思っても自分にとっての価値を持つことで日々生き生きできる。この町に生まれたことの幸せ、コンプレックスではない。生き続ける良さが伝わる」と語る。

  創刊準備号は県市町村総合補助金を財源に町の委託を受けたが、他の市町村観光パンフレットやPR紙と差別化した。

  今秋発行予定の創刊号は独立採算で、1冊200円。財源として集める広告も昭和のレトロ調にキャッチコピーや挿絵を入れたtan−tan仕様にする考え。

  「雫石を応援するための雑誌。作って面白い、町を盛り上げる機会として頑張っている人と楽しむ喜びを広告主も一緒に味わってほしい。創刊号はもっと遊びを盛り込む」と構想を楽しそうに話す。

  同編集工房は元町商店街の貸し店舗を拠点に自らの取材・情報収集をしていくと同時に、町民が気軽に訪れる場として情報提供も募っていく。

  ジプシー編集工房や「tan−tan」の問い合わせは、電話019−692−4399へ。

  

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