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県公会堂で開かれた森からの新ビジネス交流会 |
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05年度森からの新ビジネス交流会(県主催)が3月27日、盛岡市内丸の県公会堂会議室で開かれ、県漆器協同組合と洋野町の長根商店が成果発表をした。
長根商店は天然キノコを買い取り、量販店に販売している。山林の荒廃が進み、キノコが育ちやすい適度な日光と風通しの良い状況の山林も減り、天然キノコの収量も年々減少しているという。
森林資源の増大を図り地域雇用と需要の拡大を同時に図ろうと300万円の補助金と自己資金合わせて480万円余で取り組みを開始した。ハローワーク久慈、旧種市町地域交流センター、地元で35人の作業員を募集、自社所有山林での伐採や刈り払い、腐葉土の除去作業をして環境を整備した。
その結果、これまでなかったアミタケや、チチタケなどのキノコの発生を確認した。
同社では今後の問題点について「整備後の山林から得られる森林資源の維持管理が今後必要。今回の整備はほんの一部であり今後拡大していく必要がある」としている。
県漆器協同組合では、個人の名前入りのマイ漆器を使う取り組みを始めた。本物の食器で本物の食材を食べる。漆器の伝統文化を通じた食育を通し、漆器の普及拡大を図ろうという取り組み。
遠野小学校で行った実験は、マイ漆器のデザインと製作、漆器を保管する光触媒抗菌保管庫の設計・製作、学校での総合学習の教材、プログラム、講師の派遣、児童・保護者・教諭を対象にしたモニタリング。その効果を検証した。
児童はマイ漆器の重さ、大きさ、触感について7割以上が「良い」と評価。
形やデザインについては45%が「良い」、53%が「普通」と回答した。漆器に合った料理は、みそ汁、ひっつみ、うどんがベスト3だった。
児童の家庭では半数以上が漆器を持っていないという。「触感」や「高級感」「温かみ」「心が落ち着く」「長く使える」といった評価する意見のある一方で、「アレルギー」「におい」「手入れが大変」「他の食器と一緒に洗えない」といったマイナス面を指摘する意見もあった。
同協会では、ビジネスモデルの全国普及に向け、ビデオやパンフレットの製作を開始している。
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