2006年 5月 1日 (月) 

       

■  間伐材で鳥の「御殿」 網張りビジターセンターがキャンプ場周辺に

     
  鳥の出入り口のための穴をドリルで開ける参加者  
 
鳥の出入り口のための穴をドリルで開ける参加者
 
  雫石町の網張ビジターセンターで4月30日、鳥の巣箱作りと巣箱掛けの体験企画があった。4人が参加し、スギ間伐材を使い、より自然に近い巣箱作りに挑戦。野鳥の繁殖に期待をしながらキャンプ場付近に巣箱を据え付けた。

 同センター運営協議会の主催。指導者によると、幹を使った巣箱は富良野市生涯学習センターの体験教室で進めているが、本州では初めての試みではないかという。

  この日は、センター付近でよく見られ、巣箱を活用する習性のシジュウカラ向けの巣箱を作った。間伐材を20センチ程度に切断し、幹付近を厚さ1・5〜2センチ残して空洞にする。高さ15センチ程度の部分にシジュウカラの頭がくぐり抜けられる2・7〜2・8センチの穴をドリルで開け、木にくくりつけるひもを通すための小穴を4つ開けた。同じぐらいの太さの幹を輪切りにした部品を胴の上下に付けて完成となる。

  林の広がるセンター付近では、巣箱も必要ないように思えるが、キャンプ場を整備して木を伐採したことから野鳥を呼び寄せるためにもと、初めて周囲に巣箱を付けることにした。ほかの動物に襲われないよう、雨が入ってこないように配慮しながら、地上から3メートル前後の高さの幹にひもでしばり付けた。

  巣箱は岩手の気候では、10月ごろから5月上旬まで掛けるのが目安。実際に使われるのは子育て時期の春から初夏という。ここでは標高が高く春の到来も遅めなことから、シジュウカラの子作り、子育てもこれから6月にかけてとなり、この日据え付けた巣箱も間に合う。

 

 


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