2006年 5月 1日 (月) 

       

■  〈校長室の窓から〉66 野口晃男 出張が多いと言われたら

 教師の一番の仕事は、子供たちの力を高めることです。

  古舘小学校では、子供像を具体的にイメージして、次の3つを掲げています。これを学級教育目標と呼んでいます。

  進んで勉強する子供
  進んで体を鍛える子供
  進んで人に尽くす子供

  この目標を達成するためには、順序と方法が必要です。

  順序のことを指導計画、方法のことを指導技術と言います。

  計画を立てる力や指導する力をまとめて指導力と呼んでいます。

  古舘小学校の子供たちをよくするためには、教師の指導力を向上させることが不可欠です。

  指導力を向上させる有効な方法に、出張してほかの学校を見てきたり研修会や研究会に参加するということがあります。

  出張して勉強した情報は、全員の先生方に提供されます。

  そして、新しい気持ちで今の情報を見直し、改善を行い、最良の指導を行うように努力します。

  出張した先生の学級は、別の先生の指導を受けるか自習となりますが、その後で、工夫された最新の指導を受けることになります。
    ◇   ◇
  わたしの経験から言いますと、出張して勉強したおかげで、授業を行う上での課題が解決し、自信を持って子供の前に立つことができるようになりました。
  そしてうれしいことに、子供たちは自習の時の遅れを取り戻そうと一層張り切って勉強したのです。
    ◇   ◇
  出張によるマイナスを、プラスに転じるという未知数の力が学級という集団にはあるのです。
  この未知数の力は、おそらく昔も今も、多くの人間がいろいろな場面で発揮している力でもあるのです。
  (盛岡市教育相談員)

 

 


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