盛岡商工会議所(斎藤育夫会頭)06年度第1回常議員会が4月24日、盛岡市清水町の同会議所で開かれた。常議員21人が出席し、川村宗生副会頭が議長を務め、盛岡の観光について意見交換した。
同会議所では3月に「盛岡商工会議所中期ビジョン」(06年4月〜09年3月)を作成し、地域経済の活性化に向けた同会議所活動の今後3年間の具体的な方向性を示した。人口減少時代の到来や高齢化、まちづくり施策の転換などを踏まえた上で、活力ある地域経済社会創出のけん引役として活動理念を掲げた。
その中のアクション・プランのキーワードの1つが観光振興。新たな観光戦略の構築や盛岡ブランド創出への取り組みなどを挙げた。
常議員からは「NHKの朝の連続ドラマの舞台が盛岡に決まった。喜ばしいニュースで盛岡、岩手の絶好のPRの機会」とドラマ決定を好機とすべき発言が出た。
「7月に空手の大会が盛岡である。1万2千人が集まるが市内に1万人規模の大会を開けるだけの施設が少ない。まして市内だけで宿泊対応できない。スポーツイベントは集客として大きい」とスポーツ誘致を期待する発言もあった。
観光資源として盛岡さんさ踊りの活性化が話題に上がった。昨年の第28回さんさ踊りに集まった人数は3日間で79万人。「最近、さんさ踊りが終われば人数が発表される。最初に目標数値を掲げてそれを目指し施策を考える必要が。県内への観光客入り込み数なども出てはいるが県ごとに数値の取り方も違うようだ」と疑問を投げかけた議員も。
さんさに関係している議員からは「正確な数値を出しているのは沖縄県だけ。さんさでは観光客と観客を混同せずに数値化するのは極めて難しい。まずいかに観客を多く増やすか」と話した。
盛岡の観光産業を改めて考える方向性では一致。ある議員は「市内の観光バスで観光客の一人になったつもりで市内観光を考えてみる必要があるのでは」と提案していた。
川村副会長は「全国各地で地域の活性化策とし観光に取り組んでいる。市の顔として観光に本格的に取り組む必要があろう」と話していた。
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