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八十八夜の2日、盛岡市ホットラインサカナチョウの繁田園前で行われた新茶試飲会
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盛岡市中ノ橋通の繁田園(繁田紘社長)は八十八夜の2日、店の前で恒例の新茶試飲会を開いた。晴天と満開の桜にも恵まれ、午前中から客足が絶えない1日となった。
店前に茶釜が用意されるとアーケード内に新茶の香ばしい香りがいっぱいに広がった。絣(かすり)の着物姿の小茶娘2人が登場し、アーケードの通行人らに新茶を振る舞った。新茶は同店と栽培契約をしている鹿児島県の28軒の農家産から厳選したもの。茶作り名人が栽培して仕上げ、味と品質にこだわった茶が用意された。
繁田社長は「今年は例年になく鹿児島県を大雨が襲った。ところがタイミングが良く大雨直前の4月16日に茶摘みをした。茶作り名人の技で本格的に仕上がったのは22日ころ。近年にない格段の味と香りで新茶に申し分ない。盛岡、岩手で味わえる独特の濃さも出た。今年は満開の桜の下で新茶を味わえる。大変にめでたい」と出来栄えに太鼓判を押していた。
この日、小茶娘の役を果たしたのは孫娘の繁田奈菜子ちゃん(10)と莉里子ちゃん(3)の姉妹。着物姿で通行人にどうぞと振る舞っていた。仙北小5年の奈菜子ちゃんは「新茶を出したとき、ありがとうと言ってもらいうれしい。いつも店に来てくれる人もいた。私もお茶が好き」と少し照れ笑い。
莉里子ちゃんもお盆を持ちながら通行人の前まで出向き「お茶をどうぞ」と元気に声を掛けていた。
同市清水町の主婦、滋賀光子さん(65)は「肴町ではいつも繁田園で茶を買う。孫のようなかわいい子供に新茶をいただき元気になれた。新緑の香りがなんとも言えない」とご機嫌な様子。
盛岡医療福祉専門学校1年の古山奈央子さん(18)は「私は日本茶党。きょうは子供からお茶をもらいうれしい」と感激していた。
同店の繁田秀一専務は「今年は3千本を超える新茶の予約を頂いた。市内の方々のほか仙台や首都圏からも。新茶を飲んだ顧客からおいしいと大評判。当店の顧客は味や香りに精通している。私も飲んだが今年の新茶は本当においしい。ここ十数年でも一番。若い人にも飲んでもらい日本茶に関心を持ってもらうよう努力したい」と話していた。
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