■ 〈参院選〉平野氏が再選出馬に意欲 「気持ちは知事より国政」
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街頭演説会の会場で取材に答える平野達男氏
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来年夏に改選期を迎える参院選岩手選挙区選出の現職平野達男氏(52)=民主=は3日、盛岡市内での党県連街頭演説会の演説で「参院選は早く候補者を決めしっかりと活動していかなければならない。わたしももう1期、国政で働きたい」と、再選出馬への強い意欲を示した。平野氏は党県連に4月末までに公認申請書を提出している。
平野氏は報道陣に対し「早い時期に一次公認を出したいということで動いてきたが、それは現職あるいは新人の決まっているところで申請を出すということだったので、5年間、国会で仕事をしてきて、まだまだやらせてもらいたいことがある、やってみたいことがあるという思いが強い。わたし自身としては申請を出した。県連がしかるべき手続きをして時期をみて本部に出すことになる」と答えた。
「来年の参院選は重要な選挙。小泉改革で全国的に平均すれば景気が回復してきているというが、結果として膨大な借金と社会保障を抜本的に改革しなければならない。国政は今後10年間、あるいはもっと早く5、6年の間が重要な局面となる」と述べた。
自身の名前が取りざたされている1年後の知事選には「そういう声は前からあった。今の状況の中で言えることは、県知事だ、国政だとてんびんに掛ける状況ではなく、気持ちは国政だということが強い」と国政への強い思いを表した。一方で「声を頂く方もいるので耳を傾けるという意味で、今の段階で知事選は百パーセントないとか、断言する必要もないし、今の段階でそう言う状況にないのではないかと思う」と全面否定はしなかった。
党県連代表の達増拓也衆院議員は同日、平野氏の公認申請について「本来、現職は公認がなくても次の選挙に向けていろいろ準備するもので、党本部の方で前原体制のときにメーデー前には一次公認という話もあって急いだが、小沢体制になって、まず1人区の新人を発掘するのが先決だろう、現職の公認は後でいいという感じになっている」と語った。
時期に関しては「まず県連役員に諮ることから始めなければならない。急げばできることだが、今は申請書ができたぐらいの段階。党本部の方針次第では来年まで現職の公認はないかもしれないし、逆に5月中にやれという話になるかもしれない」と話し、党本部の選対委員会でも現職をどうするかなど方針が決まらなかったと説明した。
◇ ◇
民主党の平野氏が再選出馬に意欲を示しているのに対し、自民党県連の佐々木大和幹事長は現職に比べ「新人となれば知名度の点で一定の期間が必要になり、適切な時期に出したい」と、早期の候補者決定を目指す方針を示す。
しかし、県連は4月までの段階で公認申請を提出できていない。候補者選考について佐々木幹事長は「公募と決めたわけではないが、公募も選択肢の一つ」としながら、先の衆院千葉7区補選で公募の自民党候補が敗れた結果を見て「地域事情も考えなければならない。単なる落下傘では駄目」と話すなど、擁立方法を公募に絞ることは否定している。
共産党や社民党なども参院選対応の検討が今後、本格化する。
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