■ 世界の舞台を目指したい 劇団ゆうが設立15周年で記念祝賀会
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劇団ゆう設立15周年記念祝賀会の式典の後、祝宴会場で公演予定のミュージカルを披露する劇団員 |
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「子供たちに夢と感動を」テーマに掲げて、滝沢村を拠点に活動しているNPO法人劇団ゆう(菊田悌一理事長)の設立15周年記念祝賀会がこのほど、盛岡グランドホテルで開かれた。劇団員や各市町村の教育関係者、支援団体など250人余りが参加した。交流の輪を広げ世界のミュージカルを目指そうと誓い合った。
記念祝賀会には増田寛也知事が夫妻で来賓として出席。滝沢村の柳村純一村長、井上和夫村議会議長が顔を見せ、ミュージカルスクールのある各市町村の行政からも出席があった。
ニュース映像でつづる15年の歩みを紹介して菊田悌一理事長は「いち早く支援してくれた滝沢村をはじめ、皆さんに心から感謝しています。演劇活動を通じて世界のミュージカルを制作して岩手の子供たちにそのような場を与えて目標を目指す子が出ればいいと思います」などとあいさつ。
祝宴会場では来賓紹介に続いて滝沢村の三浦壮六教育長が乾杯した。これまでに公演したミュージカル「虹色の少年たち」〜オープニング組曲、「風のなかの賢治」。2004年8月に沖縄県名護市児童劇団との研修交流合同公演で成功を収めたゆうオリジナルミュージカル「ピーターパン」〜夢のネバーランド〜などをメドレーで披露。会場から拍手を受けた。
8月27日に都南文化会館キャラホールで公演決定した、第2回劇団ゆうチャリティーミュージカル「フランダースの犬」のテーマ曲も初披露された。
イギリスの女流作家ウィーダの児童文学作品をゆうのオリジナル作品にした。ゆう青年隊の代表、小川千春さん(25)は、初めて老犬パトラッシュの着ぐるみに挑戦する。
小川さんは「あらためて皆さんのお力添えの大きさと、そのおかげでゆうがあるんだなあと実感しました。皆さんからの思いを自分たちが活動でこれからも恩返ししていけるように頑張っていきたいですね。自分は演技で与える感動ばかりではなく、これから子供たちにいろいろな経験させてミュージカルの素晴らしさを県内に広げていきたいと思いました」とこれからの抱負を語っていた。
「大きな着ぐるみ状態なので、表情もセリフも表現できないのが課題です。自分もどう伝えたらよいか大きな挑戦です。世界のレベルを自分で体験することを夢にしています」と持ち前の笑顔で話す小川さん。
劇団ゆう(団員80人)は、県内各市町村にあるミュージカルメイトが250人ほど。1973年から代表の菊田悌一さんら村青年協議会の仲間が演劇活動に入った。全国青年大会演劇部門で優秀賞を3回、受賞している。1991年に同青年協議会のOBを中心に「劇団ゆう」を設立した。
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