2006年 5月 4日 (木) 

       

■  作るたくらみと見せる試み 岩手大学の芸文課程学生らが展示会

     
   齋藤貴子さん(4年)のインスタレーション作品「かみさまだったら/みえるのかしら」  
   齋藤貴子さん(4年)のインスタレーション作品「かみさまだったら/みえるのかしら」  
  岩大教育学部特設美術科、芸術文化課程造形コース(美術)の卒業生と在校生有志による第4回つくる展が7日まで、盛岡市内丸の県民会館で開かれている。卒業生3人と、在校生27人が、絵画や立体など57点を出展している。

  佐々木新さん(大学院1年)は立体作品「message to earth」(アクリル、真ちゅう)を出展。黒く彩色した180×45センチのボードを6枚並べ、それぞれのテーマを雷や雨、雪や雲などの気象条件に設定。各イメージのデザインを提示し、そのモチーフのアクセサリーを一緒に展示した。

  「身の回りのあらゆる物事が、科学的に証明され、全てが正確で便利な未来が近づく中で、科学では証明できない『想い』があふれる未来を私は提示したい」と言葉を寄せた。

  齋藤貴子さん(4年)はインスタレーション作品「かみさまだったら/みえるのかしら」を制作。ブルーのドレス姿のマネキンを中心に、軽やかなブルーの布地を天井から糸でつるし、風に泳いでいるように配した。

  インスタレーション「A PIECE OF FUTURE」は小野寺和代さん(大学院4年)の作品。円形のシートの上には木片と色とりどりの筆記用具を準備し「あなたが描いたミライノヒトカケラをどうぞここに置いてください」と呼び掛け。

  棚の中に配された植物は、当日の日付が印字された紙コップに入れられている。「あなたが描いたミライノヒトカケラとしてどうぞお持ち帰りください」と言葉を寄せている。

  今展は2002年から開催。「つくる」だけでなく「みせる」ことを意識して作品制作を行っている。午前10時から午後7時(最終日は同5時)まで。入場無料。

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