2006年 5月 4日 (木) 

       

■  雫石在住美術家の新里さんが会報「透明な石」の第2号

     
  常設展の会場で私信「透明な石2」を手にする新里陽一さん  
  常設展の会場で私信「透明な石2」を手にする新里陽一さん  
  雫石町のN2スタジオ繁殖する静物で5月31日まで、常設展が開かれている。同ギャラリー主宰の現代美術家、新里陽一さんと交流のある作家12人の作品53点が展示されている。

  新里さんの作品は、1980年代から今年までに制作した、立体や平面を展示。現在取り組んでいる「水の呼吸」シリーズの絵画「ヤゴの舌」は、2枚で一組の作品。カスタネットをイメージして、舌を上下に切り離し、それぞれの紙に設計図風に表現している。

  このほか、高山登さんや原口典之さんら県外作家から、菅沼緑さんや小野英治さんら県内在住作家の作品も展示している。

  新里さんはこのほど、同ギャラリーについての私信「透明な石2」(A4判、8ページ)を発行した。昨年2月の創刊号では4ページだったが、今回は2倍の分量。今年度の展覧会の告知や、昨年度、企画展を行った作家の感想などを載せている。

  岩手町の彫刻家岸伸介さんが、石彫への思いをつづった「石彫展によせて〈往還一依〉」や、細かく描き込む画風で知られる小野嵜拓哉さんが「素描・霧の日」に寄せた詩など、作品を鑑賞するよすがとなる貴重な言葉を掲載。

  昨年の8月から9月にかけて開かれた「SHIZUKUISHI会議・3つの報告展」に出展した杉木奈美さんと中川久さん、松浦延年さんがそれぞれの作品の制作過程や、本県の印象などをつづった文章も興味深い。私信は無料。

  午後0時半から同7時まで。火曜休廊。同町源太堂68の2、電話番号019−692−0948。

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